連作障害
連作障害にならないために
連作障害とは、同じ土壌に同じ種類の作物を作ると、病気にかかりやすくなったり、育ちにくくなったりすることをいいます。
これは、土中の栄養バランスが崩れ、生育障害を引き起こしたり、特定の病原菌が増えてしまったりしまうことで起きるといわれています。
また連作障害を起しやすい野菜というものもありますので、主役野菜（自分が作りたい野菜）と脇役野菜を選んで菜園でのローテーションを組みましょう。
輪作をすれば、連作障害は防止できます。
「輪作」は同じ科のものを繰り返し作らないようにすることをいいます。
つまり、１つの畝では、年間を通して種類の違う野菜を組合せて栽培する必要があります。
また野菜によっては、１年以上同じ場所で作らないほうが良いとされるものや、それが２年以上のもの、３年以上のもの、５年以上のものもありますので、畑の”ローテーション”は長い目を持って、上手く工夫して決めていく必要があります。
同じ科の野菜を例にとると、”トマト”・”ナス”・”じゃがいも”は「ナス科」で、これらの野菜は連作障害を起しやすいものとされていますので、３～５年は同じ場所で栽培しないほうが賢明です。
また”だいこん”・”きゃべつ”は同じ「アブラナ科」で、比較的連作障害が出にくい野菜とされています。
しかしこれらの野菜も同じ場所で作り続けるのは避けておいたほうが良いでしょう。
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