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菜園や市民農園で野菜作りを楽しみたいけど、どうしたらいいの? 野菜作りを菜園で何年かしているけど、なかなかうまくいかない。 そんな人にこのホームページがきっかけとなって野菜作りがより楽しく、また安心・安全でおいしい野菜を収穫する喜びをあげられるようになれば うれしいです。 |
「菜園での野菜作り」では、おいしい野菜作りには欠かせない資材や道具やその使い方の紹介、もっとおいしい野菜を収穫するには・・・などのポイントを掲載しています。 |
皆さんが作られている(作ろうとしている)野菜は? 野菜といっても種類がたくさんあります。 また単に”トマト”や”きゅうり”ではないですね。 ”トマト”や”きゅうり”にもいろんな品種があります。 季節ごとに変わっていく野菜作りも面白さですね。
☆ 月ごとに行う作業が わかりますよ!!! 「野菜栽培暦」 ・・・野菜毎の作業にも ☆ 直近でやるべき作業を紹介します。 令和6年(2024年) 12月の作業 1月の作業 【今週の具体的な野菜作り】 (12月9日 ~ 12月15日) ・いちご:花芽やランナーを摘み取る ・アスパラガス:枯れた茎や枝を株元から取り除く ・夏野菜の支柱、マルチなどを片付け 圃場の土を荒起こし(寒風で殺菌・殺虫) ・収穫: かぶ、大根、里芋、しょうが 白ネギ、ブロッコリー、水菜 詳細はこちら(大石ファーム野菜栽培日記)へ 「季節ごとの作業」 春: お彼岸の1ヶ月前までに土のpHを調べpH値が6.0~7.0になるよう消石灰を撒きます。ただし、じゃがいもの栽培予定がある場合そこはpH5.5位にしておきます。 畑全体へ堆肥をすきこみます。 お彼岸近くになったら、ほうれん草の種をまき、じゃがいもの種芋を植え付けます。 桜の花が満開になる頃、果菜類(トマト、ナス、きゅうりなど)の植え付け準備と、大根・トウモロコシ・いんげんの種まきです。 サトイモの植え付けは、コブシの花が咲いてから行います。 ゴールデンウィーク頃、果菜類(トマト、ナス、きゅうりなど)の 植え付けです。 ぼちぼち、害虫が発生する頃です。病気に対する事前ケアも していきましょう。 雑草は小さなうちに取り除きましょう。取り損なうと、10年たたられますよ。!? オクラは双葉の頃が要注意。アブラムシにご用心。 定植した果菜類に追肥が必要となってきます。1週間~10日に1度の割りで与えてください。 夏: じゃがいもは葉が黄色く枯れてきたら収穫です。 たまねぎも収穫時期です。 果菜類にダニの被害が発生する時期です。予防しましょう。 果菜類の収穫を毎日行いましょう。 果菜類への追肥を忘れず、1週間~10日に1度の割りで与え続けてください。 トウモロコシの実入りが確認できたら、鳥除けにネットをかぶせましょう。畑全体にネットを張り巡らせても良いです。 トウモロコシの収穫は早朝(気温が低い時間帯)に行いましょう。 また収穫時期が短いのでご注意を! にんじんの種まきは、梅雨が終わる頃ですが、 明けてしまっては手遅れです。その場合は、毎日水やりが必須です。 熟した真っ赤なトマトは、鳥の格好のえさです。 鳥除け道具を活用しましょう。 「嫁に食わすな」と言われるほどおいしい”秋ナス”のために 8月のお盆前にナスの剪定をしておきましょう。 全ての株を剪定してしまうと、その時期食べる分がなくなるのでご注意を! 8月のお盆休み頃に葉菜類(ブロッコリーやキャベツなど)を 定植しましょう。 秋: 8月下旬~9月上旬にハクサイの種まきをしましょう。 この時期は必ず守ってください。 きゅうりのつるやネット・支柱を片付けたら、 土を耕しておきましょう。 9月に入ったら、大根やかぶの種を蒔きましょう。 トマトの片付けをしたら、土を耕しておきましょう。 9月~10月にかけては、コマツナとほうれん草の 種まき時期です。 9月中旬、たまねぎの種まきです。 早生種と晩成種の2種類を蒔くことをお薦めします。 暑さが一段らくするお彼岸頃からまた害虫の活動が活発になります。その前に予防しましょう。 葉菜類の成長期には、追肥をして下さい。 10月下旬~11月は、秋野菜の収穫が真っ盛りとなります。 冬: サトイモは霜が下りる前に掘り出し、保存はさかさまにして 元の場所へ埋め戻します。 初霜が降りたらハクサイは、外葉で覆い、はちまきをしましょう。 ほうれん草やコマツナは寒さに当てることによって 一段と甘くなります。 葉菜類の収穫が終わったら、畑をきれいに片付けましょう。 正月が明けたら、じゃがいもの土作りで新たな年のスタートです。 「作業するための道具」 (1)三角ホー 雑草を刈ったり、マルチシートを敷くときに細い溝を切ったり、畝を立てたり、畝を均したり土寄せしたりと大活躍します。 金属部のサイズが大きいほうがよいと思います。 (2)万能クワ 主に畝を作る前に畑を耕すのに使います。また、土を金属部に乗せ、寄せ上げたりするときも重宝します。 これも金属部のサイズが大きく重いものが良いです。重い方が振り下ろすと、力が要らず土に深く入っていきます。 (3)スコップ 堆肥を広く撒きたいときや施肥する際の溝を掘るときに使います。 先がとがっているスコップのほうが使い やすいです。 全体重量が軽いほうが扱いやすいです。 (4)園芸用はさみ(鞘つき) 収穫のときや紐を切ったり、結構頻繁に活躍します。 (5)バケツ 金属バケツをお勧めします。値段は高いですが、丈夫で長持ちし、畑の中へ忘れてもキラキラ光ってくれています。 (6~7Lタイプ) 定植前の苗を水に浸したり、肥料を運んだり、道具やゴミなども入れることもできます。 内側に1Lごとの線を油性ペンで書いておくと、堆肥や肥料の目盛りとなります。 (6)ジョロ 水遣り、液肥の散布に使います。 7~10Lタイプのもので、取っ手は水を入れる口をまたいでいないことが条件となります。 水を入れる際、結構邪魔になる取っ手のものがあります。 (7)薬剤散布用噴霧器 畑の面積や栽培する作物の作付面積にもよりますが、最初は4Lの手動式ポンプのもので十分です。 写真は7Lタイプのものです。 (8)ハンドスプレー トマトトーン(受粉を助けるホルモン剤)や少量薬剤散布に使います。 500mlと1Lタイプと2つは必要です。 決して安いものはお求めにならないで下さい!! (9)軽量器 肥料の計量などに使います。 プラスチック製500ccのものが1ケ必要です。 (ガラスは避けてください) (10)お椀 肥料を撒くときに使います。 あると非常に便利です。 味噌汁茶碗程度のもので、 厚めのプラスチックでできたもの。 (陶器は避けてください) (11)シャベル 苗を植えつける穴を掘ったり、移植したりするのに使います。 手になじむ、ステンレス製のものをお勧めします。 ◆あれば重宝する道具 (1)穴あけ用具 硬い地面の場合、支柱を立てるのに 苦労するとき使用します。 支柱は無理に突き刺そうとすると簡単に 折れてしまいます。 これを使えば、深さ30~40cmくらいの穴が あけられます。 (2)3本グワ 土が固まってしまったり、収穫後片づけの際、 栽培地をほぐしてやったりするのに使用します。 金属部が広くて、重さを感じるものが良いです。 (3)小型の鎌 雑草を切ったり、”とうもろこし”や”おくら”を 片付けるとき使うと重宝します。 (4)剪定ばさみ 果菜類の剪定や片付けの際に活躍します。 ”はさみ”や”鎌”の切れ味を保つことは 非常に大事です。 切れ味が悪くなった刃物は、力も必要と しますし、ケガの元。 面倒がらずに研いで下さい。 (6)コンポスト キャベツの外葉、野菜くず、剪定枝など 放り込んで土をかぶせておけば、 堆肥の出来上がり。 1つは欲しいもの。 (7)ゴミ箱用ポリバケツ その日のゴミはその日のうちに処分する 癖をつけましょう! 収穫した野菜を運んだり、道具を入れたり (8)腰ベルト はさみや剪定ばさみを入れておけば、 両手がいつも使えます。 (9)カッターナイフ マルチシートや防虫ネットを切ったり、肥料袋の開封に 使います。 大きめのもので、ストッパーがついているほうが安全です。 (10)はかり 肥料や堆肥の重量を計ったり、 収穫量を計ったりします。 ◆服装 (1)長袖シャツは、虫刺されや薬剤が直接皮膚につくことを防いでくれますし、日焼け防止にもなります。 長袖シャツは3シーズン用のものと夏用が必要となってきます。 (2)長ズボンも虫刺されや薬剤が直接皮膚につくことを防いでくれますし、日焼け防止にもなります。 こちらも3シーズン用のものと夏用が必要となってきます。 (3)軍手は、手の平側がゴム制のもので、多少のとげや突起物に触っても大丈夫なものがお勧め。 でも、あんまり厚いと指先での作業がやりにくくなりますので気をつけてください。 (4)ゴム手袋は薬剤散布や道具を洗うときに必要となります。 ある程度厚めのものがよいと思われます。 (5)帽子は、後頭部を覆える広いつばがついたもの。 夏作業をするとき、後頭部を覆っていないと熱中症になってしまいます。 (6)靴下は、軍足と呼ばれている5本指でタオル地のものが使いやすく、長靴を履いた時ずれてきませんよ。 (7)タオルは長めのものを首に巻いておくと、重宝します。 (8)寒いときの作業や小雨の時、薬剤散布の際には雨合羽を利用するとよいでしょう。 いずれも動きやすく、汚れてもよいものを準備しましょう。 ◆資材 (1)寒冷紗 寒さ除けだけではなく、風除けや大きな虫除けになります。 いろいろな大きさのものが市販されていますので、それぞれの畝に合わせて利用して下さい。 (2)虫除けネット ”えだまめ”栽培にトンネルとして使うと、無農薬でできます。 また風除けの効果もあります。 (3)シャクトリムシ型留具 寒冷紗や虫除けネット、ビニールトンネルを支柱に留めるために使います。 支柱の太さに合った物をご用意下さい。 (4)支柱 栽培する作物やトンネルの大きさに応じて用意が必要です。 長さ500mmくらいから2400mmの直棒やトンネル用に アーチ型のものなど太さや長さがいろいろあります。 例えばきゅうりのネットを張る場合は、16φの太さで2100mm又は2400mmの長さのものが1苗につき最低2本が必要となります。 (5)ひも ひもは使う状況に応じて種類を変えたいものです。 例えば、定植した苗を支柱にくくりつけるには、柔らかめのビニールひもで、支柱同士を縛るには麻縄で、キラキラテープを付ける ひもは、耐久性のあるネット張りようのロープにする、など工夫が必要です。 縦に裂けるビニールひもはやめてください。 また黄色はアブラムシが好む色なのでやめましょう。 (6)キラキラテープ 畝周りに張り巡らすとアブラムシなどの飛来を軽減できます。 このテープは片面が金色で、もう片面が銀色のものが効果があるようです。 高さ1.5mから2mぐらいのところへ50cm間隔でたらしておくといいようです。 (7)マルチシート 黒や白、透明なもの、穴が開いたものなどいろいろあります。また幅も何種類かあります。 とりあえず黒の穴が開いていないものが何にでも応用ができます 畝幅を70cmにするのであれば、マルチシートは幅90cmのものを使用します。 穴(孔)あきマルチは、栽培作物ごとに既製品として販売されています 例えば、たまねぎ用の穴あきマルチを購入すれば、たまねぎの定植にそのまま使うことができます。 保温、保湿、雑草抑えなど効果が大きいので、大抵の作物を栽培するのにお勧めします。 |
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